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阪神・淡路大震災と同じ震度7、VRで体感 北淡震災記念公園に新設

 阪神・淡路大震災の教訓を伝承しようと兵庫県淡路市は、北淡震災記念公園にある震災体験館で、VR(仮想現実)技術を活用した地震体験装置を新設した。17日から運用を始める。
 市によると、体験者はVR視聴機器を頭に装着し、揺れる椅子に座る。室内で家具が倒れるなどの映像が現れ、阪神・淡路大震災と同じ震度7クラスを体感できる。時間は約1分間で装置は計4台を設けた。
 体験館では2004年から大震災の揺れを体験できる室内を模した施設を運用してきた。多くの利用者があったが、老朽化のために22年に休止となり、市が新たな施設を検討していた。
 担当者は「いつ起こるか分からない地震を身近に捉え、阪神・淡路大震災を体験していない世代にも命を守る行動を考えるきっかけになって欲しい」と話す。
 利用は無料だが、体験館に入るためには、野島断層保存館の入館料(大人730円、中高生310円など)が必要。

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兵庫:朝日新聞デジタル 2025-01-07 [Edit / 編集]

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