越前市白山地区 運転手は住民 高齢者送迎
「お出かけしましょう しらやまGO!」の出発式に臨む関係者たち=越前市白山公民館で
市街地まで10人乗り 車で実証実験
越前市白山地区で、住民がドライバーになって高齢者らを市街地に送迎する「自家用有償旅客運送事業」の実証実験が行われている。お年寄りの通院や買い物だけでなく、高校生の通学にも対応する。
中山間地域の白山地区は、路線バスの運行は1日に2・5往復、市のコミュニティーバスは週2日のみの運行。同事業の取り組みは坂口地区に続き市内2例目で、交通空白地の移動制約者に外出の機会を提供する狙い。
地元団体「サポートしらやま」が貸与された10人乗りワンボックスカーで運行を担う。お年寄りらの外出利用には週2回運行し、高校生の通学利用では平日に毎日運行する。
同市都辺町の白山公民館で...
日刊県民福井 2025-01-12 [
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