そば打ち技術向上願う 県内外愛好家が初打ち式
3人で一つの生地に順に手を加えてそばを仕上げる会員たち
県内外のそば打ち愛好家でつくる「ふくいそば打ち愛好会」は13日、福井市大手3の佐佳枝廼社で、恒例の献上そば初打ち式を開いた。全身を使って丁寧に打った打ち立てのそばを本殿に奉納し、五穀豊穣(ほうじょう)や会員のそば打ち技術の向上を願った。
狩衣(かりぎぬ)に烏帽子(えぼし)姿の会員ら4人が後見役、こね方、延し方、切り方に分かれて、一つの生地に順に手を加えた。「よし」というかけ声の後、生地を丁寧に薄く伸ばし、均等な幅で切って完成させた。参加した約20人の会員の他、多くの参拝者らも様子を見守った。
会員10人が横一列に並んでそばを打つ「一斉揃(そろ)い打ち」も実施し、仕上げたそばは、先着200人に...
日刊県民福井 2025-01-14 [
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