災害情報 システムで共有 迅速な対応へ連携協定 坂井市、警察、消防
覚書に署名する(左から)米倉消防長、池田市長、西野署長、笈田署長=坂井市役所で
坂井市職員が災害発生時に市内の被害状況把握などに活用する庁内用「市総合防災情報システム」に14日から、市内の警察と消防もアクセスできるようになった。警察・消防もタイムラグなく情報の閲覧が可能になり、迅速な人命救助や災害対応力の強化につながると考えられている。 (中場雅己)
アクセス可能となったのは、坂井署と坂井西署、嶺北消防組合。市職員はこれまで、災害発生時にこのシステムに各職員が収集した情報や写真を入力し、全職員間でそれを共有していた。市は警察・消防に電話やファクスで情報提供する運用にしていたため、両者の情報把握に時間差が生じる懸念があった。
この日から、市内の警察・消防も市職員と遜色ない...
日刊県民福井 2025-01-15 [
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