立春、日本酒香り高く 松江で「朝搾り」出荷
立春の3日、「豊の秋」で知られる松江市の米田酒造(米田則雄社長)で、搾りたての日本酒を出荷する「立春朝搾り」があった。「令和七年乙巳(きのとみ)二月三日」というラベルが貼られた縁起酒が、島根、鳥取両県の10酒販店に出荷された。
立春朝搾りは「日本名門酒会」(本部・東京)が1998年に始めた取り組みで、今年は41蔵が参加した。立春当日に合わせて最良の状態に仕上げるため、酒造りの手腕が問われる。
米田酒造ではこの日、一升瓶300本、4合瓶1800本に純米吟醸酒が瓶詰めされた。神社の宮司がお祓(はら)いしたあと酒販店に引き渡された。杜氏(とうじ)の上浜智信さん(56)は「ほのかな甘みがあってコメのうまみを感じることができ、すっきりした、切れ味のいい酒に仕上がった」と話した。
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島根:朝日新聞デジタル 2025-02-04 [
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