松江でライドシェアの実証運行始まる 松江一畑交通など3社参入
「日本版ライドシェア」の実証運行が18日、松江市で始まった。タクシー事業者が運営主体となり、一般ドライバーがお客を運ぶ仕組みで、タクシーが不足する時間帯の移動手段の確保につながるか注目される。
島根県内の日本版ライドシェアは、昨年導入された益田市の旧匹見町域に続いて2例目。松江市の松江一畑交通と第一交通、水都タクシーの3社が「平日朝の運行限定」で国土交通省中国運輸局から許可を受けた。
18日から実証運行を始めたのは松江一畑交通。電話で配車依頼を受け付け、タクシー運転手に必要な2種免許をもっていない社員が遊休車両で客を運ぶ。通院や買い物などで移動需要が多い平日の午前7時~11時台に配車する。
今年度採用され、当面ライドシェアの運転手を務める大塚嗣士(つぐひと)さん(23)は出発式で、「松江市初のライドシェアとして安全運転を心がけてがんばっていきます」と決意を述べた。同社は3月末まで実証運行を続け、4月から本格運用する予定。
第一交通と水都タクシーは、運行態勢が整い次第、実証運行を始める。
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島根:朝日新聞デジタル 2025-02-19 [
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