遊びにきてにゃ しまねっこ、県庁に新たなお家完成
島根県の人気観光キャラクター「しまねっこ」の新しい「お家(うち)」が島根県庁の正面玄関そばに完成し、19日にお披露目会があった。
しまねっこは招き猫をイメージした黄色い猫で、神社の屋根風の帽子と、しめ縄のマフラーをあしらったキャラクターで2010年1月に誕生した。最初のお家は県物産観光館(松江市)にあったが、松江フォーゲルパーク(同市)に移り、誕生15周年を記念して県庁に引っ越した。
新居は約6平方メートル。しまねっこにちなんで黄色く、イラストなどで生活感を出した。県庁の外からガラス越しにのぞくことができ、しまねっこの大きな顔のオブジェはライトアップされ、写真スポットになりそうだ。隠岐の牛突きや安来節のイラストがあしらわれ、県内各地を訪れたしまねっこの写真も掲示されている。県観光振興課の佐藤ひかるさんは「島根の魅力を知ってもらえるお家になった」と話す。
お披露目会で丸山達也知事は「しまねっこは大変人気者で県内外を飛び回っておられる。お家でお会いする機会は簡単じゃない」と話しつつ、「多くの皆さんにしまねっこ、島根県に親しみを持っていただくことを期待するとともに、しまねっこに快適に過ごしてもらいたい」。しゃべれないしまねっこは「ここでお友達に会えるのが楽しみニャー」と人を通じてコメントした。
松江フォーゲルパークのお家は「花の別荘」として使う。しまねっこには道の駅キララ多伎(出雲市、海の別荘)、萩・石見空港(益田市、空の別荘)、道の駅とんばら(飯南町、山の別荘)、一畑電車「ご縁電車しまねっこ号Ⅱ」(走る別荘)と合わせて五つの別荘がある。
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島根:朝日新聞デジタル 2025-02-20 [
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