紀伊中ノ島の駅舎 残そう
地元建築士ら 周知に向け見学会開催へ
昭和レトロ感が漂うJR阪和線の紀伊中ノ島駅駅舎を残そうと、地元住民や建築士らが紀伊中ノ島倶楽部を結成し、動き始めている。今年築90年となる駅舎は、貴重な昭和初期の洋風建築。だが、老朽化が進むことから、JR西日本は「利用状況に適した構造へと変更を検討中」だ。倶楽部の笠木和子代表は「解体・撤去される可能性が高い。そうなる前に、残す方法を考えるため、まず駅舎を知ってもらうことが大切」と4月29日㊋に見学会を開き、広く保存を呼びかける考えだ。
駅舎保存を呼びかける笠木和子さん(左)と谷奥洋さん
ニュース和歌山 2025-04-12 [
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