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マリンライナー好調で瀬戸大橋線は増 JR四国、大型連休の利用状況

 JR四国は7日、大型連休期間中(4月25日~5月6日)の利用状況をまとめた。瀬戸大橋線は前年同期比5%増の29万3400人で、特に快速マリンライナーが好調だった。予讃、土讃、高徳の主要3線区も同4%増の12万4100人で2年ぶりに増加したものの、伸び悩んだ。
 瀬戸大橋線はコロナ禍前の2018年同期の94%まで回復したが、主要3線区は83%にとどまった。列車別では、マリンライナーが前年同期比8%増の18万6200人で、コロナ禍後、初めて18年同期を上回った。香川県立アリーナや瀬戸内国際芸術祭を訪れる人の増加などによるとみている。土讃線の特急「南風・しまんと」も7%増の3万6300人と高い伸びを示した。NHK連続テレビ小説「あんぱん」や陸上自衛隊善通寺駐屯地の開設75周年記念行事などの影響とみられる。一方で、高徳線の特急「うずしお」は4%減の2万1600人だった。
 1日平均の利用者数は、瀬戸大橋線が2万4450人でコロナ後では最高だったのに対し、主要3線区は1万300人でほぼ前年並みだったが、23年を下回った。
 JR四国の担当者は「平日をはさんで利用が分散し、後半に集中したが、天候にも恵まれ、想定通りの利用があったと思う」と話した。

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徳島:朝日新聞デジタル 2025-05-10 [Edit / 編集]

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