やまがた農業支援センターで3万2000人の個人情報流出か 職員がネット閲覧中「ウイルス感染」と表示
農地の賃貸借の仲介などを行っている「公益財団法人やまがた農業支援センター」は9日、契約者約3万2000人の個人情報が流出した可能性があると発表しました。
流出した可能性があるのは昨年度時点で農地の賃貸借の仲介を行った全契約者約3万2000人と団体分の情報で、住所氏名、電話番号、生年月日、金融機関の口座情報などです。
センターによりますと今月8日午後、職員がパソコンでインターネットを閲覧中、「ウイルス感染」のメッセージが表示されたということです。職員が画面に出てきた電話番号に連絡し、相手の指示に従ってURLを入力したところ、パソコン内のデータが消去されていたということです。
このため、同センターではデータが第三者によって持ち出された可能性が否定できないとしています。これまでに第三者への個人情報の流出は確認されていないということです。
センターでは全契約者におわびと注意を促す文書を送付するほか、相談窓口を設置して契約者の対応に当たるということです。相談窓口は電話番号023-631-0697です。
TUYテレビユー山形 2025-05-10 [
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