画家がゴリラのモンタの油絵を寄贈 千葉市動物公園開園40周年
千葉市動物公園（同市若葉区）が開園40周年を迎えるのを記念し、大好きなゴリラを40年近くにわたって描き続けている画家の阿部知暁（ちさと）さん（67）=埼玉県春日部市=が、同園の人気者のニシゴリラのモンタを描き、同園に寄贈した。絵画は動物科学館に飾られている。
絵画は縦約117センチ、横91センチの油絵で、モンタが座ってのんびりとひなたぼっこをしている姿を描いている。
モンタは1990年、5歳の時に来園し、現在40歳のオス。40周年記念セレモニーが4月28日に同園で開かれ、阿部さんは「昔は小さくてかわいかったモンタさんが、いまは立派なオスゴリラになった。千葉市動物公園が日本のゴリラの基地になってほしい」とあいさつした。
同園によると、一昨年の暮れに阿部さんから絵画の寄贈の申し出があったという。阿部さんは昨年、約1カ月かけて絵を完成させた。絵画を受け取った鏑木一誠園長は「千葉市動物公園にまたひとつ宝が誕生した。ぜひ間近で見てほしい」と話す。
同園では開園40周年を記念し、特製デザインの年間パスポート（3千円）を販売しているほか、千葉市と市原市の郵便局でオリジナルフレーム切手を取り扱っている（なくなり次第終了）。
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千葉：朝日新聞デジタル 2025-05-11 [
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