街はアニメ色 「マチ★アソビ」が1年半ぶり大規模開催
アニメやゲームのイベント「マチ★アソビ」が10日、徳島市の藍場浜公園など市中心部で始まった。2023年秋以来の大規模開催。11日まで、声優や制作者らによるトークショーや映画の上映会などがある。
午前10時、藍場浜公園のステージ上で主催者が開会を宣言すると、来場者から歓声が起こった。JR徳島駅近くのポッポ街商店街では、アニメグッズなどの店に長い列が延びた。
09年に始まり、全国からファンが訪れるイベントに発展した。規模が大きくなるにつれて事業費も膨れ、県や国の負担額は約8千万円にのぼっていた。
23年就任の後藤田正純知事が事業の見直しを要請。24年春は中止し、秋は本格開催に向けた小規模イベントを開いた。
今回から主催はNPO法人マチ★アソビに移り、県は最大3千万円の補助金を通して支援する。NPO法人は新たな収入源として、一部イベントでの有料席設定や、屋外サウナの企画などの新たな試みに取り組んだという。NPO法人世話人の桶田大介弁護士は「イベントの継続に向けて、いろいろなチャレンジを続けていきたい」と話した。
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徳島:朝日新聞デジタル 2025-05-11 [
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