映像作家が営む2部屋だけの宿、元わかめ加工場を素に戻れる場所に
徳島県鳴門市の小鳴門海峡のほとりに、2部屋だけの小さな宿「NOMAyado」(ノマヤド)がある。映像作家の能勢信之さん(63)が「ゆったりした時間の中で大人の一人旅を満たす」との思いを込めて営んでいる。今春から3年目に入った。
――どんな宿ですか
元わかめ加工場を活用しています。大きな窓と高い天井の共有スペースは開放的で、交流の場や作品を展示するギャラリーにもなる。部屋は真ん中の階段を上ると両側にあり、部屋の小窓から海峡や行き交う船などが望める。
周りに鳴門わかめの荷揚げ場や造船工場もある環境です。そんな場所に宿があることが面白くて物語を生むのではないかと思っています。
――なぜ2部屋のみに
ゆったりした地元の静かな暮…
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徳島:朝日新聞デジタル 2025-05-12 [
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