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2年連続の黒字、昨年度の純利益33億円 JR四国決算

 JR四国は12日、2024年度決算を発表した。純利益は前年度比2億円の減益ながら33億円を確保し、2年連続の黒字となった。
 売上高に当たる営業収益は3.7%増の552億円で4年連続の増収。単体の鉄道運輸収入も4.6%増の233億円だった。
 一方、松山駅の旧駅設備撤去などの修繕費、高松駅ビル「高松オルネ」などの固定資産税の増加などによって営業費が5.2%増の683億円となり、営業赤字は14億円増えて130億円。経営安定基金の運用益など国からの支援などによる営業外利益は10.2%増の173億円だった。
 事業部門別では全6分野で増収だったが、前年度、分譲マンションの販売額が大きかった駅ビル・不動産など4部門が減益となった。運輸、駅ビル・不動産の両部門は赤字だった。
 今年度の見通しでは、営業収益は前年度に買収した四国医療器など2社の売上高を加えて、連結決算の発表を始めた1999年度以来初めて700億円超えとなる720億円、純利益は18億円減の14億円を見込む。
 四之宮和幸社長は「大きな災害がない限り、(今年度までの)中期経営計画は達成できる」との見通しを示した。

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徳島:朝日新聞デジタル 2025-05-13 [Edit / 編集]

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