ヨガと笑いで健康増進 恩納・山田区で体験講習会
恩納村山田区の体育館で4月30日、「笑い」を活用して健康づくりを目指す「笑いヨガ」の体験講習会が開かれた。老人会の有志ら18人が参加し、ナーシングケアハウスぷくじの仲嶺美千留さんが講師を務めた。
仲嶺さんは「笑うことにより幸せホルモンが出て、ストレスホルモンを抑制し、NK(ナチュラルキラー)細胞によって免疫力UPにつながる」と、笑いの効果を説明。また「脳は本当の笑い・作り笑いの区別がつかない」と話し、笑いの実践に入った。
「さあ笑ってみよう!」とヨガが始まり「ホッホ・ハハハ」など手拍子と掛け声でいくつかのパターンを参加者らに示した。参加者らは、隣の人、椅子から立って、他の参加者たち、全員と目を合わせて、動き回りながら、笑いのパターン稽古をして、気持ち良い汗を流した。
笑いヨガ(ラフターヨガ)は、1995年インドの医師マダン・カタリア夫妻によって考案された健康体操とされる。「国境、人種、宗教に関係なく世界すべての人々と笑い合う」というヨガで世界中に広まっているという。
仲嶺さんは「『笑い』と『つながり』は健康のエッセンス」を好きな言葉として挙げ、参加者らに健康であってほしいと願った。
(小山猛三郎通信員)
琉球新報 2025-05-13 [
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