国内唯一の国際貨物専門航空会社、成田本拠に40年 記念ロゴで運航
日本初にして唯一の国際貨物専門航空会社である日本貨物航空(NCA、千葉県成田市)が8日、就航40周年を迎えた。成田空港を拠点に、世界各地と結ぶ。来年3月末まで、記念のロゴをつけた特別塗装機が運航される。
NCAによると、同社は1978年設立。同業他社からの反対などで7年の歳月を経た85年5月8日、成田―サンフランシスコ―ニューヨーク線で運航を開始した。以来40年。現在は、共同運航便を含めて世界14都市へ定期便が飛んでいる。
8日、成田空港の同社格納庫で特別塗装機を報道公開。縦245センチ、横492センチの巨大な「40」を描いたロゴのデザインがお披露目された。同社は「信頼される物流パートナーとしての責任を果たしていく。一般への知名度を上げたい」としている。
NCAを巡っては、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスが子会社化する方向だが、「航空当局の企業結合審査」などを理由に、度々延期になっている。
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千葉:朝日新聞デジタル 2025-05-14 [
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