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街路樹の1割が「状態悪い」 神戸市、倒木事故受けた緊急点検で判明

 神戸市内で昨年12月に街路樹が倒れたことを受け、市が街路樹11万本の緊急点検を進めている。そのなか、点検済みの約5200本のうちの1割について「状態が悪い」と診断された。危険と判断して急きょ伐採したものもあり、市は残りの点検を急いでいる。
 昨年12月7日、同市中央区の大丸神戸店前の市道わきにあった高さ16メートルのケヤキが倒れた。けが人はいなかったが、駐車中の乗用車が下敷きになった。市によると、このケヤキはこの場所に植えられて20年以上が経過し、腐朽が主な要因と発表した。
 市は2025年度予算に約6億6千万円を計上し、市内の街路樹の緊急点検を昨年12月から始めた。今月9日までで、人通りや交通量の多い都市部を優先し、5242本を調査した。
 揺らしたり、打診したりする調査の結果、552本は幹が空洞であるなど「状態が悪い」と診断された。危険と判断した約150本は伐採したという。
 市の担当者は「高度経済成長…
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兵庫:朝日新聞デジタル 2025-05-16 [Edit / 編集]

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