ツバメ専用、今年も7ペアが「入居」 淡路島の民家の車庫で子育て中
毎年多くのツバメが巣作りをする兵庫県南あわじ市の坂本安弘さん方で、今年も7ペアが子育てを始めている。
坂本さん方の庭には、かつて離れだった2階建ての建物がある。1982年に建築し、最初の年に1階の車庫に6個ほどの巣が作られた。
2005年ごろには車庫をほとんど使わなくなり、ツバメが飛来する時期はツバメ専用の場所に。カラス対策のため正面のシャッターは閉めているが、脇の引き戸を幅15センチほど開けている。巣は増えて今では17個あるという。
山階鳥類研究所(千葉県)の研究員・森本元さんによると、ツバメは主に春から秋にかけて国内各地に飛来する渡り鳥。冬場は東南アジアなどで越冬する。巣づくりに適した場所は毎年使われる傾向があるという。
坂本さんは「昨年はもっと多く、今年は少ないほう。今後も見守っていきたい」と話している。
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兵庫:朝日新聞デジタル 2025-05-16 [
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