絵本の面白さ 親子で楽しむ 文化センターで読書フェス宜野座
【宜野座】宜野座村文化センター図書館で１０日、子ども読書フェスティバルを開催した。本部町から、絵本の読み聞かせ活動を行っている山川千慧さんが招かれ、全身を駆使した読み聞かせで躍動感たっぷりに、絵本の面白さを子どもたちに伝えた。
山川さんは、絵本未来創造機構認定の「ＥＱ絵本講師」。ユーモラスに仮装した山川さんが、歌遊びやパフォーマンスを交え、仕掛け絵本や紙芝居絵本などを紹介した。
名護市のＦＭやんばるでパーソナリティーも担当しており、よく通る表現力豊かな声に、子どもたちは夢中になって聞き入り、手拍子したり、絵本に登場する海の生き物の格好をまねしたり、親子で一緒に楽しんだ。
山川さんは、読み聞かせ会では、子どもたちが思い思いに自由に過ごせる雰囲気を大切にする。外国の絵本は訳する翻訳家の個性により面白みがあることや、大人も楽しめる絵本を紹介。「幼少期の子どもたちは右脳の働きが活発。絵本の読み聞かせは『脳』力を向上させ、親子の心の安心感につながる。ぜひ親子で絵本に親しんでほしい」と語った。（池辺賢児通信員）
琉球新報 2025-05-16 [
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