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海岸危険度マップ寄贈 糸満署、市内全中学校に

 【糸満】本格的なマリンレジャーシーズンを前に糸満署(伊集守隆署長)は糸満市役所で12日、管内周辺の海の危険を地図やイラストで示す「海岸危険度マップ」2200部を市教委(屋良朝俊教育長)に贈呈した=写真。マップは市内の中学校に通う全生徒に配布される。
 マップでは、リーフの切れ目に沿って沖に流れ出す強い潮の流れ「離岸流」が発生する北名城ビーチや大度海岸のほか、2023、24年に連続して中学生が溺れる水難事故があった奥武島(南城市)などで注意が必要とされている。
 伊集署長は「教育関係者の皆さまと連携を深め、情報を共有したうえで事故対策を講じていくことが極めて重要」との認識を示し、継続的な協力を求めた。屋良教育長は「(生徒が)家に持ち帰り、家庭で海の安全について話し合うきっかけになる。素晴らしいマップなので小学校の保護者にもメールなどで配信したい」と語った。(西田悠)

琉球新報 2025-05-16 [Edit / 編集]

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