就任2年迎える後藤田知事「いろんな政策実現できた」

　まもなく就任2年を迎える徳島県の後藤田正純知事は16日の定例会見で「いろんな政策実現、公約実行ができた。県職員の力、県民の協力と理解のおかげだと思っている」と振り返った。
　18日に就任2年を迎える後藤田知事は、0～2歳児の保育料無償化や、県教育委員会が進める公立高校の学区制改革など、就任後に実現した政策を紹介。今後は、南海トラフ巨大地震や豪雨災害などの防災対策、医療提供体制の充実をさらに進めていく方針を示した。
　アリーナ建設を含めた徳島駅北側の開発の必要性についても言及。8万人が訪れた昨年12月のディズニーパレードを引き合いに出し、「イベントをしたことで（駅北側に）行くところがないことがわかってもらえたと思う」と語った。
　一方、公約に掲げた徳島―成田便の就航については「航空会社と鋭意交渉中」としつつ、香港、韓国との国際定期便就航で「海外のあらゆるところに行けるルートができた」と述べた。

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徳島：朝日新聞デジタル 2025-05-17 [Edit / 編集]