福井県の成り立ちに迫る 美浜・若狭国吉城歴史資料館で企画展
福井県の成り立ちを解説するパネルが並ぶ会場=美浜町の若狭国吉城歴史資料館で
嶺南が滋賀県の時代 紹介
現在の福井県が誕生するまでをひもとく企画展「彷徨(さまよ)う明治初期の若狭-意外と知らない福井県の成り立ち」が、美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館で開かれている。町歴史文化館との初めての交換展示で、パネル9点を借り受けた。明治時代初期に滋賀県に編入された歴史を持つ嶺南地域に焦点を当て、県成立の背景を探る。7月13日まで。 (松本桜希穂)
パネルは、1871(明治4)年の廃藩置県以降、嶺南地域が小浜県から敦賀県を経て、一度は滋賀県に編入された後の81(同14)年に現在の福井県となったことを説明する。佐柿は明治時代に三方郡の役所が置かれ、歴史資料館には県の移管に振り回される...
日刊県民福井 2025-05-18 [
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