いちほまれ田植え最盛期 県、増産の方針
田植え機にいちほまれの苗を載せる人たち=南越前町長沢で
県のブランド米「いちほまれ」の田植えが県内各地で最盛期を迎えている。全国で米の品薄による価格高騰が続く中、県は今年、いちほまれの作付面積を過去最大にして増産する方針を示している。
県福井米戦略課によると、いちほまれは2018(平成30)年に本格栽培が始まり8年目を迎えた。倒伏や病気、酷暑に強い品種とあって生産者は年々増えており、今年の生産者は昨年を200以上を上回る850経営体、作付面積は昨年より300ヘクタール増えて過去最多の2200ヘクタールを予定。収穫量は昨年より2千トン多い1万2千トンを見込んでいる。
南越前町長沢の農事組合法人「長沢えぇのう」の水田では2ヘクタールでいちほまれを栽培...
日刊県民福井 2025-05-18 [
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