馬鹿ばやし保存会に助成 福井明治安田の文化財団 目録贈呈
高橋支社長(左)から目録を受け取る渡辺会長=福井市の火産霊神社で
江戸時代から400年以上続く福井市の伝統芸能で県指定無形民俗文化財の「馬鹿(ばか)ばやし」を継承する「馬鹿ばやし保存会」が、地域の伝統文化維持を支援する「明治安田クオリティオブライフ文化財団」(東京)の助成事業の対象に決まった。同市手寄1の火産霊(ほむすび)神社で、目録の贈呈式があった。
馬鹿ばやしは太鼓打ち、笛、小太鼓、かね、脇役で演者が構成され太鼓打ちが見どころの祭礼行事。財団は、若手クラシック音楽家の育成と地域伝統文化の保存維持・後継者育成に取り組んでおり、本年度は伝統文化に関して全国174件の応募の中から57件を助成対象に選んだ。保存会への助成金は55万円で、舞台幕の修繕費や衣装代に...
日刊県民福井 2025-05-20 [
Edit / 編集]