日本海中部地震から42年「県民防災の日」を前に県庁で訓練 地震や津波が発生した想定 関係機関が備えを確認
3日後の今月26日は県民防災の日、日本海中部地震から42年となります。
県庁では、23日、地震や津波が発生した想定で訓練が行われています。
「地震です、地震です」
訓練は、秋田県沖を震源とする、マグニチュード7.9の地震が発生し、県内で最大震度6弱の揺れを観測。
大津波警報が発表された想定で行われました。
「災害対策本部自動設置です」
大規模な災害が発生した際、県庁第二庁舎の4階には、災害対策本部が立ち上げられ、関係機関が情報収集にあたります。
23日は、県の職員のほか、自衛隊や警察、消防の職員など約90人が集まり、各市町村との連絡調整や、災害派遣要請の手順などを確認しました。
陸上自衛官
「被害の状況の大きさからも、災害派遣になる可能性が大変高いと思います。速やかに出動できる準備をして、災害派遣要請を知事からいただいた際には、速やかに出動できるように準備をしたい」
県職員
「今、危機管理監の方から知事に伺って承認を得たいと思います」
全国で104人、このうち県内で83人が犠牲となった日本海中部地震から、今月26日で42年です。
県内では、ここ数年、大雨災害も毎年発生しています。
県民防災の日を前に、関係機関が日ごろの備えを確認し合っています。
ABS秋田放送 2025-05-23 [
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