> 徳島県

大型連休中の利用者数、前年より5%減 県内の観光施設

 大型連休中(4月26日~5月6日の11日間)に徳島県内の観光施設を訪れた人は、前年に比べて約5%少なかった。県観光企画課が県内18施設の利用者数をまとめた。
 期間中の利用者数は計27万3477人。前年(4月27日~5月6日の10日間)より約4.8%少なく、1日平均(休業日など除く)でも約14.5%減った。
 1日平均で減少幅が大きかったのは、県立図書館が部分休館している徳島市の「文化の森総合公園」(1日平均2010人、前年比60.3%)のほか、美馬市の「うだつの町並み(資料館などを含む)」(同1542人、同72.5%)、鳴門市の「大塚国際美術館」(同2841人、同75.9%)など。3月にリニューアルした徳島市の「あわぎん眉山ロープウェイ」(同1148人、同94.9%)も振るわなかった。
 一方、藍住町の歴史館「藍の館」(同109人、同134.6%)、板野町の「あすたむらんど徳島」(同3641人、同111.3%)、那賀町の「川口ダム自然エネルギーミュージアム」(同85人、同104.9%)は好調だった。
 担当者は「コロナ禍以降、混雑や人気の観光地を避ける傾向が全国的に広まっている。3連休以上の休日が1度しかないなど曜日配列が悪かったことや物価高騰の影響もあったのではないか」と分析している。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

徳島:朝日新聞デジタル 2025-05-21 [Edit / 編集]

削除Pass(任意、英数字4~12文字) [Confirm/確認]
No. 削除PassかIPアドレスのどちらかが合致すれば削除出来ます
削除Pass(任意)