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高校生ならではの感性光らせて 全日写連富山県本部が写真教室

 富山県内の写真部に所属する高校生らを対象とした写真教室が24日、富山市の県中央植物園で開かれた。全日本写真連盟100周年記念行事として富山県本部が主催。福井市在住のカメラマンで同連盟総本部理事の谷口晃隆さん(72)が講師を務めた。
 県内の9校から33人が参加した。谷口さんは事前に応募があった7作品について講評し、「身近な風景はそこに住む人たちのもの。高校生ならではの視点で学校や家庭など身近なものに目を向けてみてほしい。ファインダーだけでなく両目で見ることも大切」と語った。
 講義後、参加者は五つのグループに分かれ、園内で県本部委員らから撮影指導を受けた。4月からカメラを手にしたという水上叶登(かなと)さん(富山中部高1年)はヤシの葉を撮影。「単調な写真にならないように、葉のグラデーションを捉えるアドバイスを受けた。見えていた世界が広がった」と話した。
 この日撮影した作品は、富山市で11月に開かれる第55回朝日北陸写真展で展示される予定。

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富山:朝日新聞デジタル 2025-05-25 [Edit / 編集]

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