人間国宝の作品など112点 伝統工芸中国展が開幕、天満屋岡山店
第68回日本伝統工芸中国展（日本工芸会など主催）が5月28日、岡山市北区の天満屋岡山店で開幕した。中国地方の作家たちが力を込めて制作した逸品が並び、会場を訪れた人たちを楽しませていた。6月2日までで入場無料。
中国展には、岡山、広島、鳥取、島根の4県から陶芸や染織、漆芸、木竹工、金工、人形、七宝など諸工芸の7部門に計129点の応募があった。雪の結晶から着想を得たデザインを施し、特別賞の金重陶陽賞に選ばれた粟根仁志さん=広島市=の七宝花器「煌（こう）」などの入賞・入選作品や、人間国宝の作品など計112品が展示されている。会期中は連日、作家らによる列品解説がある。
伝統工芸が好きという岡山市の60代女性は「すばらしい。感心するのみです」と話した。
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岡山：朝日新聞デジタル 2025-05-30 [
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