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ハンセン病国立療養所「長島愛生園」入所者らの作品展 瀬戸内市

 ハンセン病の回復者が暮らす国立療養所「長島愛生園」(岡山県瀬戸内市)の入所者や職員による作品展「長島からの風」が31日から始まる。愛生園やハンセン病への理解を深めてもらう狙いがある。6月3日まで。
 会場は、同市内にある岡山ブルーライン道の駅「黒井山グリーンパーク」のゆうゆう交流館。絵画、写真、陶芸のほか、川柳などの短文芸も展示される。
 愛生園は日本初の国立ハンセン病療養所として1930年秋に開設され、今年95年を迎える。愛生園の歩みを振り返るパネルなども展示する。
 ハンセン病は、戦後に特効薬が普及して治る病気となった。入所者自治会長の中尾伸治さん(90)は「ハンセン病はまだまだ理解されていない部分がある。愛生園に(ハンセン病)患者はいま一人もいないこともわかってもらえたら」と話している。
 午前9時~午後4時半、入場無料。

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岡山:朝日新聞デジタル 2025-05-31 [Edit / 編集]

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