子どもの熱中症予防へ冷水機寄付 宮園電工 鹿島市、太良町に計20台
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鹿島市の松尾勝利市長(右)に目録を手渡す宮園電工の山下浩司社長=市役所
電気設備工事などを手がける鹿島市の宮園電工(山下浩司社長)は、冷水機を鹿島市に16台、太良町に4台寄贈した。熱中症防止に役立ててもらおうと贈り、両市町は小学校や社会体育施設など子どもたちが利用する施設に設置する。
冷水機は水筒やコップに注ぐタイプ。山下社長は重いランドセルを背負った子どもたちが大きな水筒も持って登校しているのが気になっていたといい、少しでも小さな水筒で済むようにと機種を選んだ。
5月29日に鹿島市役所、30日に太良町役場で贈呈式が行われ、松尾勝利市長は「有効に使わせていただきます」、永淵孝幸町長は「これから暑くなると体調管理が大変になる。涼しく勉強できる環境ができてありがたい」と謝辞を述べた。
太良町役場で、山下社長は「多良岳のおいしい水をよりおいしく味わって、暑さを乗り切ってほしい」と話した。(矢野耕平)
佐賀新聞 2025-06-02 [
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