> 青森県

長嶋茂雄さん「遠く離れても俺の目は」 理容師に送ったメッセージ

 3日に亡くなった長嶋茂雄さんの散髪をかつて担当した理容師が青森県三沢市にいた。長嶋さんの影響から理容師は野球好きになり、理容師の孫は甲子園球児になった。「ミスター」の魅力は、本州最北端に暮らす家族をも包んだ。
【特集】長嶋茂雄1936~2025 ミスターがいた時代【更新中】大谷選手もインスタに写真添え悼む 長嶋茂雄さん死去 店内に飾られるのは、現役時代や引退後の長嶋さんの写真の数々。青い森鉄道三沢駅前にある定食屋「きらく亭」の店主畑山克子さん(56)は、長嶋さんの訃報(ふほう)を伝えるテレビニュースを見ながら「寂しいですね」とつぶやいた。
 きらく亭を約30年前に創業したのは、昨年に81歳で亡くなった中野渡実さん。中野渡さんはもともと理容師で、きらく亭の近くで理容室も開いていた。若いころは東京・渋谷の理髪店で修行をした。その店の客だったのが長嶋さん。中野渡さんは1966年、長嶋さん担当に起用された。この年、長嶋さんは首位打者を獲得しセ・リーグのMVPも受賞する大活躍の年だった。自宅にも招かれ、長嶋さんの息子の一茂さんの髪も切ったという。
離れてもはぐくみ続けた縁、孫は甲子園球児に 家業の理容室を継ぐために三…
この記事は有料記事です。残り760文字有料会員になると続きをお読みいただけます。今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

青森:朝日新聞デジタル 2025-06-03 [Edit / 編集]

削除Pass(任意、英数字4~12文字) [Confirm/確認]
No. 削除PassかIPアドレスのどちらかが合致すれば削除出来ます
削除Pass(任意)