歴代領主を中心に編成 福島県「会津まつり」の会津藩公行列 実行委で実施要綱など決まる
会津まつりの実施要綱などを決めた会合
福島県会津若松市で9月20日に催される「会津まつり」最大のイベント・会津藩公行列は、昨年に続き歴代領主を中心とした武家政権の流れを示す編成となる。ワーケーションを採用している市内の企業や着地型旅行商品の利用者を対象にした参加枠も設ける。
5月29日、市内のルネッサンス中の島で実行委員会が開かれ、実施要綱を決めた。まつりは9月19日から3日間で、昨年と同じく新型コロナ禍前の通常規模で行う。藩公行列は主に葦名、伊達、蒲生、上杉、加藤、保科、松平の歴代領主で編成する。
19日は提灯行列、20日は先人感謝祭と会津藩公行列、21日は日新館童子行列・鼓笛隊パレードを繰り広げる。19、20の両日は会津磐梯山踊りを開催する。
会津藩公行列を中心に撮影し、来年以降の誘客につなげるPR動画を作成する。インバウンド(訪日客)の獲得に向け、視覚的に魅力を伝える。会津まつり協会のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する予定。
実行委には約30人が出席した。委員長の室井照平市長があいさつし、成功を誓った。
(会津版)
福島民報 2025-06-04 [
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