1.7キロの青森空港有料道路、27年7月に無料化 償還にメド
青森県は3日、青森空港有料道路（青森市大谷）を2027年7月中に無料化すると発表した。1987年に供用開始された建設費の償還にメドがついたためで、今後は国土交通省など関係機関との調整や対策工事の設計に入るという。
3日の会見で宮下宗一郎知事が発表した。無料化されるのは、空港をはさんだ1・7キロの区間。現在の料金は普通車220円など。往復割引の社会実験中で、往復では普通車の場合320円となっている。
宮下知事は「津軽地方から青森市に抜けるルートの確保、青森空港の利用のしやすさという観点から政策判断した」と無料化の意義を説明した。今後、料金所の撤去や空港に入るレーンの設置などの工事が必要になるという。
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青森：朝日新聞デジタル 2025-06-05 [
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