「いわき七浜海道」サイクリスト憩いの場に 福島県いわき市江名の諏訪神社 ステッカー、お守り、休息スポット…
サイクリスト向けの交通安全や盗難防止を記したステッカーやお守り
福島県いわき市江名の諏訪神社は、市内の「いわき七浜海道」を巡るサイクリスト向けに交通安全や盗難防止を呼びかけるステッカーとお守りを考案した。境内に休憩場所も設ける計画だ。七浜海道の中間地点に当たる神社周辺では多くのサイクリストが日々往来しており、江名守康宮司は「神社に気軽に立ち寄ってほしい」と話している。
ステッカーとお守りは、市内のデザイナーで江名地区地域おこし協力隊の野村史絵波さんと夫の隆文さんの協力を得て制作。ステッカーは既に販売中で、自転車の形や神社名をデザインし、反射材の役割を果たす。ハンドルなどに巻いて使えるカラフルな「いわき七浜海道の真ん中 江名諏訪神社お守り」も7月上旬から中旬ごろには完成予定となっている。
神社に立ち寄ったサイクリストが休息できるスポットは、境内の海が一望できる場所に「海テラス」として作り、サイクルスタンドも設置する。サイクリストを「神社で応援」する思いを込め、「じんじゃ」にかけてジンジャーエールを提供する。ジンジャーエール専門店「孝芳堂」(東京都、城垣誠朗社長)の協力で、豊かな香りが広がり喉を潤せる飲料を用意する。
江名宮司は「新たな取り組みで憩いの場を提供していきたい」と意欲を見せている。問い合わせは同神社へ。
(いわき版)
福島民報 2025-06-05 [
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