■ねぷた村のつがる探訪!SDGs願うりんご障子紙、民工芸品に活用
私は、津軽藩ねぷた村で弘前ねぷた絵や津軽凧(だこ)などの民工芸品の制作をする仕事に就いている関係で、色々な分野の方々と知り合い、仕事の依頼や相談を受けます。
その中のお一人が、以前からリンゴや桜の木の剪定(せんてい)枝から和紙を作る研究をしている弘前大学講師で合同会社の「美枝紙(みえし)」代表社員の山科則之先生です。
5年ほど前に「桜やリンゴの剪定枝障子紙を、ねぷた絵や津軽凧などの民工芸品に使えないか」と相談を受けました。手すきの試作品や、機械で作った障子紙を使った「ねぷた灯籠(とうろう)」「金魚ねぷた」「津軽凧」などを作ってみました。使った障子紙をもっとこうしたら、などと職人としてのアドバイスを山科先生にさせて頂きました。
試行錯誤の末、今年になって…
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青森:朝日新聞デジタル 2025-06-06 [
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