天台座主への登竜門 戸津説法師に三千院の小堀門主 8月に東南寺
天台座主(ざす)への登竜門とされる「戸津説法」の説法師に、今年度は三千院(京都市左京区)の小堀光實(こうじつ)門主(71)が指名された。天台宗総本山の比叡山延暦寺が4日発表した。8月21~25日に東南寺(大津市下阪本3丁目)で法華経の説法をする。
延暦寺によると、戸津説法は、天台宗を開いた最澄(伝教大師)が両親への供養のため、民衆に法華経を説いたことが起源とされる。比叡山の浄土院で4日にあった長講会(ぢょうごうえ)で、藤光賢・天台座主が指名した。
小堀さんは大津市出身。寂光院(大津市坂本4丁目)の住職で、天台宗の教学部長や延暦寺の執行(しぎょう)を歴任。2021年11月に三千院の門主に就いた。
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滋賀:朝日新聞デジタル 2025-06-06 [
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