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経済波及効果、最大2.6億円 県プロジェクションマッピング事業

 今年3月に香川県が県立アリーナ(高松市)で開催したプロジェクションマッピング事業について、県は5月9日、経済波及効果が最大で約2億6千万円だったとの推計を発表した。来場者の9割は県内からの日帰りで訪れた人だったという。
 県観光振興課によると、期間中に来場者約660人を対象に行ったアンケートなどをもとにした。来場者が周辺で買い物するなどした消費金額を約1億4千万~1億7千万円とし、その消費に伴う「1次波及効果」と「2次波及効果」を合計し、経済波及効果として推計した。
 アンケートをもとに来場者の内訳を分析したところ、県内から日帰りで訪れた人が92%、県内から来て宿泊した人が1%、県外から来て宿泊した人が5%、県外から日帰りした人が2%だった。
 事業は県が「夜型観光」の推進を目指して8700万円の予算で実施した。今年度予算には関連事業も合わせて計3億2千万円が計上され、今後もハロウィーンやクリスマスなどの時期を念頭に、複数回おこなわれる予定。

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香川:朝日新聞デジタル 2025-06-07 [Edit / 編集]

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