国の補助金1783万円受け取れず 誤って1千分の1の金額を報告
島根県は6日、国への補助金申請で、誤って本来の事業費の1千分の1の額を報告したため、国庫補助金1783万円が交付されなかったと発表した。
交付されなかったのは2024年度のデジタル田園都市国家構想交付金。県が実施した地方創生の取り組み事業について財政課が取りまとめて国に申請し、事業費の2分の1が国から交付されるはずだった。
地域振興部が実施した地域生活交通に関する市町村への補助事業について、すでに支出を終えた事業費は3569万1000円だったが、1千分の1の3万5691円と実績報告に誤って記載して国に提出。本来なら1784万5500円が交付される補助金が1万7845円しか交付されなかった。差額の1782万7655円は県費で負担するという。
地域振興部が財政課への実績報告を誤り、財政課も気付かず4月に国に提出。同下旬に県へ補助金が交付された。6月の決算整理の過程で誤りが判明したという。
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島根:朝日新聞デジタル 2025-06-07 [
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