■ABAから あの知事選から2年 宮下県政、人口減は喫緊の課題
青き旋風が県内を駆け巡り、20年ぶりに新たな県政のかじ取り役が誕生した知事選。あれから2年が過ぎた。
この間、青森県政は「新時代」を標榜(ひょうぼう)し、新機軸を次々に打ち出している。こども・子育て青森モデルや陸奥湾ホタテガイ総合戦略、自然環境と再エネとの共生制度などが代表的なところだ。そして組織も様変わりした。こども家庭部が新たに創設され、この春には地域県民局がなくなった。この2年で大きく変わったと感じる。
しかし、その一方で県内の人口は変わることなく減り続けている。ここ数年は、1年に約2万人のペースで減少。このまま推移すれば2030年代の早い段階で県の人口は100万人を割り込むだろう。2年前の選挙では「120万人県民のため」と言っていたが、今はすでに115万人。2年後の選挙の際は110万人そこそこか。
もちろん減っているものばか…
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青森:朝日新聞デジタル 2025-06-08 [
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