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校区内を探検してみよう 古墳や高技専など見学 成仁小3年生

 京都府福知山市中坂町の成仁小学校(溝口直子校長)の3年生40人は5日、史跡や施設を訪れる校区探検をした。地元の高齢者や施設の職員から話を聴き、ふるさとへの理解を深めた。
 郷土愛を育むことを目的に、総合的な学習の時間として毎年実施している。地元老人会の平野町四ツ葉会、大池坂若葉会が協力し、平野▽中坂・大池坂▽桔梗が丘の3方面に分かれて見学した。
 平野方面のグループは12人で、最初に南平野公園を訪問。公園内にある平野古墳について、四ツ葉会の佐藤亘弘さん(78)から話を聞き、平野町は比較的平らな地形であるため、この地名が付いたことも教わった。
 その後、すぐ隣の府立福知山高等技術専門校(田實広次校長)へ移動。訓練課の五十嵐真樹課長(53)が児童たちを案内し、自動車整備科やものづくり基礎科の実習棟などを見学した。
 自動車整備科では、リフトアップされた車の下部やエンジン、分解されたエンジン部品などを見せてもらい、「エンジンだけで約1万個の部品があるんですよ」と説明を受けた児童たちは、目を丸くして驚いていた。
 男子児童は「古墳の中に石の棺桶があることなどを知ることができて良かった。専門校でも車の裏側を見たことがなかったので、見られてうれしかったです」と話していた。

 
写真(クリックで拡大)=車の裏側に興味津々

両丹日日新聞 2025-06-08 [Edit / 編集]

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