各務原市の60代男性 投資話で1900万円ロマンス詐欺被害
各務原警察署
各務原市の60代の男性がSNSを使ったロマンス詐欺で約1900万円を騙し取られていたことが9日、分かりました。
警察によりますと、ことし3月ごろ、各務原市の会社役員の60代の男性のSNSのダイレクトメールに自称女性の送信者から「お友達になりませんか」とメッセージが送られてきたことからやりとりが始まりました。
相手から運転免許証の画像が送られてくるなどの親密なやりとりを経て、5月初頭ごろ、「あなたとお金を稼ぐ機会を共有したい」といったメッセージを受信し、 紹介された自称女性の叔父を名乗る投資指南役とのやりとりも行うようになりました。
その後、投資サイトのアカウント登録や口座開設・入金を指示され、指定された口座に計11回にわたって現金約1900万円を入金しました。
投資サイト上では開設口座の預金残高が増加しているように表示されていたということです。
男性が出金を試みたところ、サイトのカスタマーセンターの従業員を名乗る男から「出金には税金を払う必要がある」と言われ、家族に相談したところ「それは詐欺ではないか」と指摘を受け、被害が発覚しました。
警察は「SNSで会ったことのない人から投資を勧誘された場合には真っ先に詐欺を疑い、警察に通報してください」と呼びかけています。
ぎふチャン|岐阜放送 2025-06-09 [
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