大津の近江神宮で献茶式、裏千家家元が茶をたてる 10日に漏刻祭も
【滋賀】神前に茶を供える献茶式が9日、大津市神宮町の近江神宮であった。茶道を趣味とする人たち約160人が参加。茶道裏千家の16代家元、千宗室さんが茶をたてて神前に奉る様子を見守った。
裏千家が主催する伝統行事。近江神宮の祭神、天智天皇が日本初の漏刻(ろうこく)(水時計)を大津京に設置したとされる故事にちなんだ10日の「時の記念日」に催される漏刻祭の前日に、人々の幸せを願って式を行っている。
初夏の木立に時折、鳥の鳴き声がするだけの静けさの中、参加者らは作法にのっとって茶をたてる家元の手元を真剣なまなざしで見つめていた。漏刻祭は10日午前11時から近江神宮で開催される。
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滋賀:朝日新聞デジタル 2025-06-10 [
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