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若手職員へ30分にわたり叱責 数日後に自ら命絶つ 県が上司の行為をパワハラ認定 遺族と示談へ 岩手

2020年に岩手県の若手職員が上司のパワハラが原因で自殺したとして、県は遺族に約9600万円を支払い示談する方針を明らかにしました。
県によりますと、この若手職員は2020年に、当時上司だった50代の総括課長級の男性職員から、他の職員のいる前で約30分にわたり強く叱責されるなどして、その数日後に九戸村で自殺しました。
県は調査によって上司だった男性職員の行為はパワハラに当たると認め、停職4か月の懲戒処分にしました。2024年10月に遺族が県を相手に損害賠償を求めていましたが、県が遺族に約9600万円を支払うことで示談が成立する見通しだと10日、発表しました。
示談金は20日招集の県議会6月定例会に提案する補正予算案に盛り込まれます。
この事案に関しては、遺族から個人が特定されないよう要請があったとして、県はこれまで処分などについて公表してきませんでした。

IBC岩手放送 2025-06-10 [Edit / 編集]

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