「仕事できる人たちそろい、目的はほぼ達成」再生の道・石丸伸二代表
都議選 各党トップに聞く 6月13日告示、22日投開票の東京都議選で、各政党は何を訴えるのか。候補者を擁立する主な政党の代表者らに聞きました。
――公募と選考を経て、35選挙区で42人を擁立する。
これまで立候補しようと思っていなかった、でも仕事ができる人たちがそろった。目的は「国民に広く政治参加を促すこと」。候補者選考に1128人がエントリーした時点でほぼ達成できた。
――今の都政をどう評価する。
二元代表制が機能していない。(小池百合子知事は)首長与党を形成している自民党、公明党、都民ファーストの会の支持で好き放題できてしまう。不健全だ。
――首長が政策を通すため、議会で仲間を増やすのも一つの手段では。
真っ向から批判する。それなら二元代表制をやめればいい。知事や公務員にとっては、政策がすんなり通るので楽。しかし都民のためにはなっていない。議会のチェック機能が壊れている。
――都議選で議席の目標は設けていない。
うちは(候補者選考の)オーディションをするだけの装置で、「あとはがんばってね」。当選者が活躍して組織が強大になるということを繰り返していけばいい。1人でも当選すれば、このフレームワークはいきる。
――党として政策を掲げないことに批判もある。
他党によるネガティブキャンペーンだ。(選考の)合格者には専門性がある多様な人たちを選んだ。都議が127人選ばれるなら、(政策は)127通りあるべきだ。(党の方針に)押し込められるなら、都議は10人でいい。他党は一色に染め上げており、多様性を許容していない。
――再生の道の立候補予定者の活動は。
SNSアカウントにフォロワーがついたとしても、それは全国にいる人たち。都議選では都民に知ってもらわないといけない。インターネットよりも、圧倒的に(街頭演説などの)リアルが大事。ネットの人気だけでは当選はできない。
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東京:朝日新聞デジタル 2025-06-10 [
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