事故原因はシステムの設定ミス 万博の自動運転バス、テスト後再開へ
大阪・関西万博の会場に来場者を運ぶ自動運転バスが、動き出して塀に接触した事故について、運行を委託されている大阪メトロは11日、原因の調査結果を発表した。自動運転システムから車両側にデータを送る通信速度の設定ミスで、パーキングブレーキが作動しなかったためという。
事故は4月28日に発生。バスが会場のある夢洲(ゆめしま)から自動運転で走行中、運転席にエラー表示が出たため、運転手が手動運転に切り替え、舞洲(まいしま)の待機場に停車した。その際、パーキングブレーキが作動せず、現場に傾斜があったことから、高さ約50センチのコンクリート塀にぶつかった。回送中で乗客はおらず、けが人はいなかった。
大阪メトロによると、エラー…
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大阪:朝日新聞デジタル 2025-06-11 [
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