春の高校野球東北大会準々決勝 久慈が聖光学院（福島）を相手に一歩も引かぬ打撃戦を展開 惜しくも敗れる
春の高校野球東北大会の準々決勝が11日山形県で行われ、岩手第2代表の久慈がセンバツ甲子園ベスト8の福島第1代表・聖光学院と対戦しました。
試合は両チーム2桁安打の大激戦になりました。
久慈は1回、2本のヒットで2アウト2塁3塁のチャンスを作ると5番の下舘。
右中間を破る2点タイムリーヒットで先制します。
しかし2回裏、同点に追いつかれたあと、レフトスタンドへのスリーランホームランを浴びこの回5失点で、聖光学院に逆転を許してしまいます。
それでも粘りを見せる久慈は、4回に1点をかえし5対3と2点を追いかける6回。
四死球とヒットで2アウト満塁のチャンスを作り、4番和野。
レフトへの2点タイムリーヒット。
4番の1打で久慈が同点に追いつくと。さらに続く5番下舘。
右中間に値千金のタイムリーツーベース。
6対5と久慈が勝ち越しに成功します。1点をリードした久慈は6回裏から、きのう延長11回を完投し146球を投げているエース左腕の宇部奨人が登板。
ところが7回裏、振り逃げとフォアボールなどで、1アウト2塁3塁のピンチを迎えると、2点タイムリーを打たれ、再び聖光学院に逆転を許します。
ここで力尽きた久慈は、相手を上回る15安打を放ちながら7対6で惜敗。
センバツベスト8の聖光学院をあと一歩のところまで追い詰めたものの及びませんでした。
IBC岩手放送 2025-06-11 [
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