児童と選手、サッカー交流 ヴィアティン三重、川越北小で教室
【児童らと笑顔で触れ合う谷奥選手と伊藤選手=川越北小学校で】
【三重郡】三重県川越町豊田一色の川越北小学校(伊左治智香子校長)で11日、小学生向けサッカー教室が開かれ、日本フットボールリーグ(JFL)で戦うヴィアティン三重(桑名市)の谷奥健四郞選手、伊東進之輔選手とヴィアティン三重サッカースクール(同)の荒木康太コーチが、児童らとサッカーを楽しんだ。
15日に予定されている同チームの主催試合(横河武蔵野FC戦)が同町のサンクスマッチとして開催(同町の町民は試合に無料で招待)されるにあたり、児童と選手が交流してサッカー・スポーツを身近に感じてもらい、チームを知ってもらう目的で、同小6年生の5限目の授業として体育館で開かれた。
約70人の児童は、最初は手でボールを扱い、リフティングなど足でボールを扱う動作を楽しみながら学んだ後、6チームに分かれてゲームにも取り組んだ。両選手は笑顔で児童らとサッカーを楽しみながら、時折プロの技を披露し、児童らを喜ばせていた。
志摩市出身の谷奥選手は小学3年生から、大阪府吹田市出身の伊東選手は小学2年生からプロ選手を目指してサッカーを始め、両選手はJリーグでのプレー経験もある。両選手は最後に「みんなとサッカーができて楽しかった。ぜひ週末の試合を応援に見に来てください」と呼びかけた。
伊左治校長は授業の前に「今の子は幼児期に運動していないので、発達が確実にされていない」と児童の運動能力に危機感を抱いていたが、授業では児童らは元気に走り回り、授業の後は両選手にねだってサインをもらうなど、元気いっぱいな姿が見られた。
【子どもたちの笑顔あふれる授業となった=川越北小学校で】
伊勢新聞 2025-06-12 [
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