東京都議選に300人前後が立候補へ 参院選控え国政選並みの態勢に
東京都議選(定数127)が13日に告示される。朝日新聞の取材では42選挙区で300人前後が立候補する見通し。小池百合子知事を支持する勢力が過半数を維持するのか、直後の参院選にどう影響するのかが焦点となる。投開票日は22日。
現在都議会で第1党の自民党は、42人を公認。会派の裏金問題を受け、6人が非公認となる。都民ファーストの会は37人を擁立し、第1党への復帰をめざす。公明党は現有議席から1人減の22人に公認を絞ってのぞむ。
小池氏を支持するこの3党で現在、過半数を確保しており、知事との連携をアピールしながら議席の維持、拡大を狙う。
共産党は小池都政への批判や自民の裏金問題の追及に力を入れ、24人を擁立。同様に現都政に批判的な立憲民主党は20人を公認し、推薦も含めて勢力の拡大を図る。
日本維新の会が6人、東京・生活者ネットワークが3人を擁立。都議会に議席のない国民民主党は18人、れいわ新選組は3人、参政党は4人、日本保守党は1人、社民党は1人が立候補するほか、石丸伸二氏が立ち上げた再生の道が42人を擁立する。
都議選の結果は参院選の行方を占うとみられており、各党は国政選挙並みの態勢でのぞむ構えだ。
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東京:朝日新聞デジタル 2025-06-12 [
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