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熊本県庁・20代独身女性職員が対象 卵子数検査のモデル事業「実施しない」

熊本県が今年度、希望する県職員の20代・独身女性を対象に実施予定だった卵子の数を測る検査について木村知事はきょう、『実施しない』と明らかにしました。年齢面や、取り組みの対象を女性に限定することは配慮に欠けていたとして、今後は県民を対象に妊娠前からの健康管理について啓発活動を行いたいとしています。
少子化などの問題を受け、熊本県は妊娠前から自分の体の状態を知り健康管理につなげる『プレコンセプションケア』の啓発を図りたいとしています。
今年度はモデル事業として希望する県職員の20代・独身女性を対象に、卵巣内に残る卵子の数を測る『卵巣予備能検査』を実施する予定でした。
しかし、年齢面や取り組みの対象者を女性に限定することに対し議員らから疑問の声が出ていて、木村知事は先日の定例会見で事業の再検討を指示したことを明らかにしました。そして、今日の県議会で…。
【木村知事】
「今年度は職員のモデル事業を含めAMH検査(卵巣予備能検査)は実施せず、代わりに対象者を広く一般県民に広げた形でプレコンセプションケアの普及啓発を行い、合わせて実施するアンケートで今後の在り方について意見を頂く方向で検討する」
県は今後、プレコンセプションケアについての啓発ビデオを作成し、年代や性別を問わず広く県民に見てもらい、妊娠や出産に関する意識の変化などを調査したいとしています。<br>Thumbnailhttps://www.youtube.com/watch?v=qEfentab6FM

TKU テレビ熊本 2025-06-12 [Edit / 編集]

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