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芝浦地区の高層ビル、9月に開業 日本初進出のホテルは7月に

 野村不動産とJR東日本は12日、東京都港区の芝浦地区で進める再開発「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」のツインタワーの1棟「タワーS」を9月1日に全面開業すると発表した。高層階には日本初進出の仏大手・アコーの高級ホテル「フェアモント東京」が入り、7月に先行オープンする。オフィスはすでに9割弱の入居が決まっているという。
 羽田空港から都心部の「玄関口」となる浜松町駅周辺では複数の再開発が進んでおり、今後の来街者や就労人口の増加が見込まれている。タワーSは高さ約230メートルで、低層階にレストランなど、7階から33階にオフィスが入る。船着き場も整備され、今秋から試験運用される。
 12日の記者会見では、野村不動産ホールディングスの新井聡社長は、「東京の水辺の可能性を広げ、ベイエリアの価値を顕在化させる」と話した。2030年度の完成をめざす「タワーN」にはオフィスのほか、高層階に住宅が入る。2棟の延べ床面積は計約55万平方メートルとなる見込み。

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東京:朝日新聞デジタル 2025-06-13 [Edit / 編集]

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